自立援助ホーム 陽気遊山

本日、おかげさまで自立援助ホーム「陽気遊山」を開設する運びとなりました。

彩雲は瑞雲(ずいうん)、慶雲(けいうん)、または「五色の雲」などと呼ばれ、 古来より偉人の誕生時などに出現し、吉兆の現れとされてきました。 しかし実施はそれほど珍しいものではなく、日光が雲に含まれる水筒で回折し、 その度合いが光の波長によって違うために生ずるもので、ごくありふれた気象現象とされています。

当法人は、人間にとって本当の吉兆、真の宝物は実は身近なところに溢れかえっていて、 それをみんなで見つけ、互いに陽気な生活ができるように一緒に歩んでいきたいという思いから、 名称を「彩雲舎」といたしました。 また「舎」とは建物、家といった意味合いが込められており、同じ屋根の下で生活しながら それぞれに合った家庭環境を提供することで、本人の健全な人格形成に寄与できればと思っています。 当法人の母体は大正8年設立の天理教船東分教会です。私は教会での生活を営む傍ら、 養育里親に登録してファミリーホーム運営を辻社会的養護の世界に身を投じてまいりました。

このたび一昨年奇しくも隣接する家屋を購入するご縁をいただきましたので、自立援助ホーム 「陽気遊山」を開設することにいたしました。 荒川区では初めての施設ということもあり手探り状態の運営ではありますが、ご支援くださいました 皆様方には心からの感謝とともに、今度も社会的養護に更なる寄与をすべく、スタッフ一同 お誓い申し上げて開設の御礼とさせていただきます。

施設長"

特定非営利活動法人「彩雲舎」
理事長 若狭 佐和子